修理業者iFIxitがGalaxy Z Flipを分解、防じん性テスト。ホコリの完全な侵入阻止は困難

まだまだ改良できそうです

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
塚本直樹(Naoki Tsukamoto), @tsukamoto_naoki
2020年02月20日, 午後 08:30 in galaxy
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Samsung Galaxy Z Flip
分解レポートでおなじみの修理業者iFixitが、韓国サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip」を分解し、さらに折りたたみヒンジ部への防塵テストも実施して公開しています。

もともと、Galaxy Z Flipではヒンジ部分にマイクロファイバーによる保護機構を採用しており、これにより、ホコリの混入が防げるとされています。これは、メディア貸し出し用機材でなどでホコリの混入による故障に苦しんだ、先代折りたたみスマートフォンの「Galaxy Fold」の教訓を活かした結果です。

こうした点を受けて、今回iFixitは、Galaxy Z Flipを細かい紫色の粉塵にまんべんなく浸します。すると、端末を開こうとするとヒンジから嫌な音が...。この時点で、ホコリがヒンジ部分に混入してることが予想されます。

これだけでは終わらないのがiFixit。早速分解作業を進めると、やはりヒンジの内部まで紫色の粉塵が混入していることが目視できました。ただし一方でクリーンに保たれていた部分もあり、サムスンの試行錯誤がうかがえる様相となっています。

さらに、スマートフォン内部にはうっすら虹色に輝く防水基板が採用されていることも確認。Galaxy Z Foldは防水や防じん性能はうたっていませんが、ある程度の水の侵入には耐えられる可能性があります。

Samsung Galaxy Z Flip

また、極薄ガラス製のディスプレイ表面には、ガラスに加えてプラスチックの保護レイヤーが存在することも判明。スクラッチテストの結果が奮わなかったのは、このプラスチックレイヤーが原因であると予測できます。

というわけで、結論となるGalaxy Z Flipの修理容易度は2/10と、予想どおりにふるわない結果となりました。これはGalaxy Foldと同じスコアですが、一方で米モトローラのrazr(スコア1)よりも上となっています。

Galaxy Z Flipは修理の観点から評価すると、各所にまだまだ改善が必要な点はありそうです。しかし、思わず手に取りたいと思わせるデザインを実現した意味は大きいでしょう。

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