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3630万画素のニコン D800 発表、ローパスフィルター抑制の D800E も


ニコン D800 が発表されました。最上位の D4 に続く FX フォーマット(フルサイズ)の新モデルで、事前情報どおり同ランクでは世界最高の有効画素数 36.3 メガピクセルと、すごいことになっています。さらに画像処理エンジン EXPEED 3 や、「アドバンストシーン認識システム」に対応した91KピクセルRGBセンサと組み合わせ「圧倒的な高精細・高画質した」とのこと。ファインダーは視野率100%、ファインダー倍率は0.7倍。51点AF、うち11点はf/8対応。D4 の美味しいところを引き継いでいます。ただし常用感度は ISO 100 - 6400 まで。ISO 50 相当や ISO 25600 相当にも拡張可能です。

動画は1920x1080/30pに対応。解像度を生かして撮像範囲をボケ重視の FX フォーマットベースか、被写体をより大きく写せる DX フォーマットベースか選べます。動画は撮影中から液晶モニタと外部モニタへ同時出力可能。非圧縮動画のニーズにあわせてライブビューの HDMI 出力に対応するほか、音声確認のできるヘッドホン端子も搭載しています。

ボディは防塵・防滴仕様。146 x 123 x 81.5 mm という数字上のサイズは先代の D700 からそれほど変わっていませんが、肩まわりのデザインはだいぶ異なります。重さはバッテリー抜きで 900g、バッテリー込みで 1000g。D700 より 10% 軽量で、FX フォーマット機の中では確かに小型・軽量モデルです。背面液晶は強化ガラス採用で3.2型・92万ドット。そのほか水準器、CFカード / SDカード のダブルスロット、USB 3.0。価格はボディ単体で30万円くらい。28-300mm f/3.5-5.6G ED VR レンズキットが40万円くらい。3月22日の発売です。

あわせて「解像感を若干低下させるという特性」を持つ光学ローパスフィルターを抑制させたモデル、D800E も発表されました。ローパスフィルターを弱めたことで偽色やモアレが目立つおそれはありますが、解像感を高める効果が期待されます。「ローパスフィルタ抜きでフルサイズと同等の画質を実現!」と謳う APS-C サイズセンサのデジタルカメラが存在する以上、こちらの実力は楽しみにしたいものです。ただし価格はもうすこし高くて、ボディ単体で35万円くらい。遅れて4月12日の発売です。

本体の細部は Engadget 本家の実機ギャラリーをどうぞ。

女性アンドロイド「ジェミノイドF」、新宿タカシマヤで活動中


ATR / 大阪大学の石黒教授らが開発した女性アンドロイド「ジェミノイドF」が、今月頭から新宿タカシマヤで活動中です。バレンタインにあわせて、という分かるような分からないような設定で、2月14日(火)まで2階ウェルカムゾーンにて生活を行うとのこと。ホワイトデーには石黒ロボが来るのでしょうか。

残念ながら今回のお披露目では前後左右をアクリルで囲まれており、触れることはできませんが、たしか発表時の説明では1000万円程度で販売できるという話でしたので、もうすぐ発売される3DSソフト限定版の抽選に外れて予算が余っているという方は検討してみても良いかもしれません。動画は続きに掲載しています。

なお、ジェミノイドF に魅せられてしまったという方は、なんだかたいへんな余韻のある Twitter アカウント @geminoidf もおすすめです。最近のTweetを幾つか掲載すると:

たくさんの方に、きれい、かわいいって言っていただいて嬉しいです。でも、それだけじゃなくて、私にしかなれない私になりたいなって思うんです。(2月1日)

夜の高島屋.じっと一人でおとなしくしているのは,時にむなしく,時に悲しく感じます.早く朝になって皆さんと会えるといいなって...(2月3日)

すごい3次元の時代になってきました。
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Gmail 通知スペースインベーダーの自作


3ポンド(360円くらい)というお値段につられて、思わず購入してしまったスペースインベーダー型のアラーム時計。しかしアラーム時計なんていまさら必要ないのだった......! というよくある状況に陥った Grant Gibson さん。解決策として、分解・改造のうえ、Gmail の通知ガジェットに仕立てました。メールが届くたび左右に動き、例の音楽を鳴らしてくれるというもので、自称アンビエント・デバイスということですが、あまりアンビエントとは言い難い存在感です。

中では Arduino Nano(のクローン)が利用されており、未読メール数を知らせる LED も新たに搭載。電源も乾電池から USB 駆動に変えられています。制作に要したのは3時間。コストは12ポンド(1450円くらい)。実際の動作については、続きに掲載した動画をどうぞ。
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動画:明日の気温に触れる体感天気予報キューブ Cryoscope


Cryoscope は明日の気温を伝える天気予報デバイス。しかし数字で表示するのでも読み上げるのでもなく、本体が実際にその温度になることで伝えます。アルミ製のキューブ状本体に触れれば、明日はどれくらい寒い・暖かいのか感じられる仕組み。

続きに掲載したもう一枚の写真で分かるように、アルミ削りだしのシェルを外した中身は冷温蔵庫にも使われるペルチェ素子と冷却用のヒートシンク、ファンを重ねた単純な構造。オーバークロック用のCPUクーラーのようにもみえます。ケーブルの先はおなじみ Arduino を使ったコントローラと電源につながっており、携帯やPCのブラウザからウェブ設定画面にアクセスして任意の地域コードを設定すれば、ネットから明日の予報を取得します。

製作者は米RIT (ロチェスター工科大)でインダストリアルデザインを学ぶ Robb Godshaw 氏。学校の課題だったのか突発的に作ってみたのかはよく分かりませんが、Godshaw 氏は企業向けに奇妙な技術アート作品やデモの企画製作を請けおうスタジオ Syyn Labs でエンジニアを務めており、思いついたら即かたちにする技術も環境も不足はありません。

続きに掲載した作者本人によるデモ動画で解説されているとおり、キューブの温度は華氏約100度 (約38℃) から水が凍る0度 (約マイナス18℃)まで。アルミの塊に触れると聞いて気になる熱伝導率についても考慮しており、気温そのものではなく湿度や風も含めた体感温度と、金属に触れたときの感覚が自然になるよう変換しているとのこと。本体下の明かりは色でも温度の目安を伝えるためのRGB LEDライト。もう少し改造すれば、明日の天気に応じて室内に水を撒いたり氷を飛ばす機能も実装できそうです。
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うわさ:サムスン Galaxy S III は5月登場、4コアで7mm厚?


Android陣営の雄として今年も iPhone に挑むサムスン Galaxy S III (仮) の話題。韓国のニュースサイト ETNews が、「業界筋」から得たという Galaxy S III の未確認情報を掲載しています。公式ではない単なるうわさと断った上でとりあえず並べると、

・5月にリリース
・厚さ7mmの薄型
・HD Super AMOLED ディスプレイ
・クアッドコアプロセッサ採用、LTE対応
・年内に七つのバリエーションモデルが登場。Galaxy Note 同様のS-Penや3D対応など。

Galaxy S / S II シリーズはさまざまなバリエーションが存在していますが、たとえば ドコモの GALAXY S II LTE SC-03D は厚さ約9.5mm、最厚部約10.8mm。先日発表されたばかりのドコモ MEDIAS N-05Dには及ばないものの、4コアフラッグシップで7mm はかなりの薄さです。ETNews ではこの薄さについて、コネクタ類や基板を薄型に新設計したため可能になった、ただしカメラモジュールは変わらないためその部分が膨らむとしています。

HD Super AMOLEDディスプレイは、Galaxy S II HD LTE や Galaxy Nexus で4.65インチ品が採用済み。4コアプロセッサについては、1月のCESに富士通が参考出展したスマートフォンをはじめ、NVIDIA Tegra 3採用モデルが今月末のMWCで複数発表される見込み。ただしこの S III (仮) が内製の Exynos を使うのか、あるいはこれまでのサムスン製品でもあったように他社製のプロセッサを柔軟に採用するのかは分かりません。

なお、Galaxy S III (仮) についてサムスンが公式にコメントしたのは、今のところ「Galaxy S II の後継機種は2月末のMWCには出展しない」「今年前半、発売に近い時期に、独自のイベントで公開する」のみ。

インテル SSD 520発表、SF-2281に独自ファームと25nm NAND


インテルがSSDの新製品 Intel SSD 520 シリーズを発表しました。昨年4月の流出ロードマップから " Cherryville " の開発名で知られていた SSD 520 は、コンシューマーからエンタープライズまで 300 / 500 / 700 と3ラインあるインテル製 SSD のうち、中間にあたる500ファミリの製品。

MLC NANDフラッシュ採用でSATA 6Gb/s 接続、2.5インチフォームファクタという点は前モデル SSD 510 と変わりませんが、コントローラは Marvell製からSandForceの定番 SF-2281 に替わり、フラッシュメモリは25nm品になりました。用意される容量も、下は60GB から120GB / 180GB / 240GB / 480GBまでとラインナップが広がっています。また120GB / 180GB / 240GB については、薄いUltrabook 対応のためか厚さが7mmになっています。(9.5mmになるスペーサー付属)。

他社のSF-2281採用SSDと同様に圧縮転送に対応しており、有効時の公称転送速度はシーケンシャル最大がリード550MB/秒・ライト520MB/秒 (ライトのみ、60GBモデルと120GBモデルでやや低い)。IOPSは容量モデルによって大きく差があり、ランダム4Kリードは60GB品が15000、120GB品が25000、そのほかのモデルは50000。ランダム4Kライトは60GBモデルが 23000 IOPS、120GBモデルが40000と低いのは分かりやすいとして、最大容量の480GBモデルは42000 IOPSと、180GB / 240GB品の60000より低くなっています。つまり総合的に180GB / 240GBが最速。

細かい性能については、プルダウン系のハードウェアサイトが解禁と同時に一斉公開した執拗なベンチをどうぞ (たとえば AnandTechTom's hardware。日本語では平澤周辺機器レビュー)。乱暴にいえば、他社製のSF-2281採用SSDと同等以上。なかでもランダムアクセス時の性能は高くなっています (といっても、OCZ Vertex 3 MAX IOPS などとほぼ横並び)。

同じコントローラを採用した他社製品より遅れて出てきたうえに飛び抜けてもいない、ともいえますが、他社製品でBSODなどの問題が発生しては修正を繰り返してきたあいだ、天下のインテルは動作テストと独自ファームの調整にここまで時間をかけた(のだからきっと信頼性が高いに違いない) と期待することもできます。自信のあらわれかメーカー保証は5年。

Google、世界の大問題を解決する Solve for X をまもなく公開 (動画)


Google が謎のプロジェクト " Solve for X " の予告動画を公開しました。正式オープン前のサイトを飾るのは、 「十分に発達した科学は......」(魔法と見分けがつかない。アーサー・C・クラーク)、「私もノーベルのように、人類は新たな発見から......」(悪よりも多くの善を引き出すと信じる者です。マリー・キュリー) など科学と未来系の引用と、<脳 - 機械インターフェースシステム> やら < getting big things done>といった、遠大で漠然とした課題らしき言葉の数々。(このあたりで続きに掲載した動画をごらんください)。

一分足らずの予告動画では、 " X " の課題の例として気候変動やガンの克服といった世界の深刻な諸問題を挙げ、しかしこうした問題をむしろ挑戦や機会、好機と捉え、ラディカルな発想とこれからのブレークスルー技術によって解決を目指すことが " Solve for X " だと語られています。

また紹介文いわく、Solve for X とは「グローバルな諸問題を解決する、ラディカルな技術的アイデアについて、好奇心のある人々が学び議論できる場所」。テクノロジーによる「moonshot な」、つまり月ロケット並みに壮大なアイデアとチームワークを推進するフォーラムを目指す、との表現です。また " What is a Solve for X talk " や " 出席者ログイン " の記述から、「ラディカルなアイデア」についてのプレゼンを主催し公開することが分かります。(下に続きます)
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ソニエリ、ビラボンと組んで Xperia Active Billabong エディションを発売

ソニー・エリクソンがスポーツブランド Billabong との提携を拡大し、タフスマートフォン Xperia Active の Billabong Edition を発売します。Xperia Active は昨年6月にグローバル発表されたXperia スマートフォン。アクティブの名のとおりIP67の防塵・防水性能を備え、巨大なストラップホールつきバックカバーが特徴的な端末です。

仕様は3インチハーフVGA画面、512MB RAM、1GBストレージ(ユーザーエリア ~ 320MB)、microSDHCスロット。画面解像度は最新大画面ハイエンドの 1280 x 720からすれば異次元ながら、傷に強いスクラッチプルーフや濡れた指でも使えるウェットフィンガートラッキングなどおんもでの実用を重視しています。そのほか f/2.6 レンズの5MPカメラ、aGPS、Bluetooth、フィットネスやスポーツ系の外部センサと接続する ANT+ 対応など。

ビラボンエディションは写真の限定バックカバーが付属するほか、独自のスクリーンセーバや動画コンテンツ、Billabong LIVE アプリなどがプリインストールされます。またソニエリとビラボンのパートナーシップにより、Billabong アプリや Xperia PLAY 向けゲームなどがほかの端末にも提供される予定。Billabon Edition は世界の " select market " ですでに販売中。日本では通常版の Xperia Active も展開していません。続きはソニエリによる公式プロモ+機能紹介動画。
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PS Vita v1.60は8日提供、マップや動画撮影対応・電源LED表示改善・OS X管理アプリ追加


ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンが、PlayStation Vita のシステムソフトウェア v1.60 アップデートを予告しました。主な内容は:

・「マップ」のアプリケーションを追加
・「フォト」アプリケーションで動画撮影に対応
・コンテンツ管理アシスタントfor PlayStation®のMac OS版リリース
・PS Vitaの電源が入っているときにPSボタンが青色に点灯するようになります
「マップ」は携帯電話などにインストールされている一般的なマップアプリと同じく、現在地や方位表示、地図の拡大縮小、地図表示と衛星写真表示、ハイブリッド、および地点検索、経路検索(徒歩および自動車)、ブックマークなどに対応。交通情報の取得や、Vita のグループメッセージングで地点情報の送信にも対応します。

動画撮影はそのまま。対応しているようでしていなかった動画が撮れるようになります。PS Vita のカメラアプリは撮影画面のシャッターや前後カメラ切り替えのあたりにフィルムのようなアイコンがあるためいかにも動画モードに切り替わりそうですが、それは撮影サイズ切り替えボタンです。

またPSボタンの点灯は本体の改善として重要な点。PS Vita は例の「初回は5秒長押し、応答しなくなったら20秒押してしばらく待ってまた長押し」という問い合わせ頻出仕様以外にも、電源管理まわりが全般に不安定な問題があります。アップデート後は電源入とスタンバイ復帰で青色点灯するようになり、Vita が現在どの状態にあるのか分かりやすくなります。

コンテンツ管理アシスタントは音楽・ビデオ・写真などをVitaに転送したり、Vita で撮影したスクリーンショットや写真をコピーしたり、セーブデータやゲームデータのバックアップをするためのアプリ。Vita は PSPと異なり単なるUSBストレージとしては見えないため、Mac では使えませんでは困るところでした。

PS Vita システムソフトウェア バージョン v1.60 アップデートの提供は2月8日から。詳細は提供開始後にリンク先のアップデート情報ページに掲載されます。

オリンパス OM-D E-M5 の画像と仕様が Amazon.co.jp から流出、3月末発売?


未発表製品の写真や仕様がオンラインショッピングサイトから流出してしまうのはよくあること。ただし今回は日本のアマゾンが舞台です。流出したのは、オリンパス復活の期待を担っているマイクロフォーサーズ最上位機 OM-D E-M5。すでに削除された製品ページでは、有効画素数1605万画素 CMOS、スーパーソニックウェーブフィルター(超音波防塵フィルター)、そして「高性能電子ビューファインダー搭載」などが謳われていました。写真の細部もふくめ、これまでの情報と一致するところです。

カラーはブラックとシルバーがあり、ボディ単体とレンズキットでの販売となるもよう。レンズキットは11万強という設定でした。情報を信じるなら、発売は3月30日。まずは目前に迫った CP+ でのお披露目を待ちたいものです。

iBooks Author が規約改訂、iBooks 形式以外は iBookstore 以外でも販売可能に


アップルが電子書籍作成ツール iBooks Author の新バージョン 1.0.1 を公開しました。機能面に変更はなく、利用許諾契約(EULA)がアップデートされただけのバージョンです。規約が書き換えられたのは、もちろん議論を呼んだ「iBooks Author 本は iBookstore を通じて売るべし」の部分。結論から言えば、この制限は部分的に緩和され、販売時にアップルにお伺いが必要となるのは iBooks Author 独自の iBooks 形式(.ibooks)のみとなりました。簡単に整理すれば:

v1.0.0の規約
  • 無料本:好きに配布して良し
  • 有料本:iBookstore などアップルを通じて販売するか、個別にアップルと契約を結ぶべし
v1.0.1で改訂された規約
  • 無料本:好きに配布して良し
  • iBooks 形式の有料本:iBookstore などアップルを通じて販売するか、個別にアップルと契約を結ぶべし
  • その他の形式の有料本:好きに販売して良し
まず、アップルが問題を認識し、比較的迅速に対応したのは良いニュースでしょう。そのうえで iBooks Author から出力できる「その他の形式」になにがあるかといえば、テキストと PDF です。一般的なテキストや PDF 形式になってしまえば、iBooks Author で作られたかどうかなど判別できない以上(それとも「iBooks Authorから作成されました」とでも署名を入れるか)、今回のアップデートは制限緩和というより、実態に即した規約になっただけと言えそうです。

また、テキストや PDF で出力してしまうと、アニメーションやウィジェットといった iBooks ならではの機能は当然ながら失われます。結局のところ、iBooks Author で作ったそれらしい有料本はアップルを通じて販売すべし、という姿勢は v1.0.1 でも変わっていません。以前にも書きましたが、実際に iBooks の有料本がアップル外で流通されたとき、アップルはどう対処するのでしょうか。

Kindle Touch WiFi モデルが日本からも購入可能に、139ドル


アマゾンから新 Kindle / Kindle Touch / Kindle Fire が一斉に発表されたのは昨年9月のこと。ただし蓋を開けてみれば、日本など米国外から注文できるのは一番シンプルな Kindle だけでした。しかし供給が落ち着いたのか、戦略が変わったのか、タッチ操作に対応した Kindle Touch も、いつの間にか日本をはじめ米国外から購入できるようになっています。

Special Offers 広告の有無、3G対応の有無で、実は4種類もある Kindle Touch ですが、日本から購入できるのは Special Offers なし、3G 非対応の WiFi モデル。バッテリー駆動時間は約2か月。ストレージ容量は4GB。大きさは172 x 120 x 10.1 mm、重さ 213g。ただの Kindle より多少重く、ページめくりのボタンもない点にはご注意下さい。価格は米国向けと同じ139ドル。送料とデポジットを含めて1万2600円くらい。米国向けモデルとは販売ページが異なります。

Dropbox、ベータ参加で最大5GBの無料ストレージを追加提供


定番オンラインストレージサービスの Dropbox が、ベータ版クライアントの利用者に無料の追加容量を提供しています。目的は新機能のカメラインポート (写真とビデオの自動アップロード) をテストするため。デスクトップ版またはモバイル版のβビルドを利用して写真や動画を自動アップロードすることで、最初は500MB、それ以降はアップロードが500MBを超えるごとにさらに500MBずつ、最大で5GBまで無料で追加容量がもらえます。

たとえばこれまで追加容量を購入せず、無料のデフォルト2GBのまま使っていた場合、その2GBを使い切っていなくても、最初の自動アップロードが始まったタイミングで「2GBのうちxx%を使用中」が「2.5GBのうち~」に変わるということ。写真は新規に作成される " Camera Uploads " フォルダに入ります。

Dropbox の自動アップロードは、昨年末から導入された実験的な新機能。PCの場合はカメラや携帯電話、SDカードなど、写真・ビデオの含まれたストレージを接続したとき、新規のファイルを自動で連続アップロードします。(OSにより、最初のアップロード時に動作を選択する必要あり。たとえばWindows XP / Vista では自動再生で、実行する動作に Dropbox へアップロードを選択します)。Android版の実験ベータビルドでは、撮影した写真や動画をバックグラウンドで WiFi またはモバイルデータ経由アップロードするオプションが選択できます。

ベータクライアント (v1.3.12) のダウンロードはリンク先の公式フォーラムから。 Windows / Mac OS X / Linux 用が用意されています。Android用は最新の実験ビルド v2.0.9 の .apk をフォーラムからダウンロードすることで利用可能。 (直接落とすにはここをクリック。または続きのQRコードをスキャンしてください)。

なお、ベータは当然ながらテスト目的の未完成版ソフトウェアであるため、インストール前にDropbox フォルダのバックアップが強く推奨されています。また無料の追加スペースもあくまで自己責任のベータテストに協力してもらうため。なにか問題を見つけた場合はDropboxの適切なフォーラムにフィードバックを送りましょう。

追記:さっそく新バージョン 1.3.13 が出ています。内容はRAWファイルインポート時のクラッシュや追加の動画ファイル対応など、カメラインポートまわりのバグ修正多数。
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動画:左右の耳を自動認識するユニバーサル・イヤフォン




Universal Earphones はイヤフォンにセンサーを仕込むことで、左右の耳を認識して正しいチャンネルの音声を流すアイデア。装着する際に L/R の目印を気にすることなく、とりあえず耳に入っていればイヤフォンのほうが判断してくれます。発表したのは五十嵐デザインインタフェースプロジェクトの研究グループ (五十嵐P。長く書けば「独立行政法人 科学技術振興機構JST 戦略的想像研究推進事業 ERATO の」五十嵐プロジェクト)。

具体的には片方のイヤフォンに近接センサが組み込んであり、外耳がどちらの方向にあるかで左右を判断します。さらに左右のイヤフォンの間で導電性を測ることで、「イヤフォンを二人で片耳ずつ分けあって仲良く音楽鑑賞」というシチュエーションでも、自動的に左右のチャンネルをミックスして聴くことが可能。 (極端に仲良しな体勢では誤認識しそうですが、そんなときは左右のチャンネルを気にしている場合ではありません)。デモの様子は続きの動画をどうぞ。

リンク先プロジェクトページの概要によれば、構造はシンプルゆえに認識精度も高く、実装コストは1ドル以下。イヤフォンの左右識別で著しい困難を感じている人はそれほど多くない気もしますが、視力や指先の感覚に頼る小さな目印は誰にとっても分かりやすいわけではなく、そろそろモノのほうが人間にあわせてくれていい時期です。あるいは日常の煩わしさよりも、聴き終わってから左右逆だったことに気づく心理的ダメージを回避してくれる効果のほうが大きいかもしれません。
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MS が Google の新ポリシーを批判、手紙を盗み見る Gmail Man も登場


炎上と知財紛争は IT 業界の華。Google の統合プライバシー・ポリシーをめぐり、ライバルのマイクロソフトが批判を強めています。

まずは "Putting People First" と銘打ったキャンペーンについて。Wall Street Journal や New York Times、USA Today などの新聞に掲載される大型広告で、Google の新プライバシーポリシーは「透明性」とか「シンプル化」とか「一貫性」とか言っているけれど、その真意は「あなたが Google のサービスで検索し、送信し、発言し、ストリーミングしたすべてを、Google が容易に結びつけられるようになる」一点だけにすぎない、「Google が収集し、あなたと結びつけたすべてのデータは、広告主にとってのあなたの価値を向上させる」と、Google の統合ポリシーを真っ向から槍玉に挙げています。

MS に言わせれば「広告の品質を向上させようとするのは本質的に悪いことではない」ものの、Google の統合アプローチは「自分のパーソナルな情報を、自分で管理するのが難しくなる」との話。バランスを取るべし、と諭しています。そして結論は、Hotmail、Bing、Office 365、Internet Explorer という MS の(幸か不幸か統合されていない)サービスを使おう、というものです。

また、並行して MS は Gmail Man という、Gmail をかなり痛烈に揶揄した動画も公開しています。Gmail Man は手紙を勝手に盗み見て、広告をくれるという郵便配達員のお話(「私のメールを見たの?!」「いや、スキミングしただけです」)。動画自体は MS の制作によるものとして去年から各所で話題になっていましたが、このタイミングでマイクロソフト公式アカウントに公開されました。Gmail 広告の問題自体は今更ながら、分かりやすいところを掘り返してきたという感じ。かつて「悪の帝国」とまで呼ばれた MS が、「邪悪になるな」がモットーの Google を批判するという、なんというか、時代は変わりました。動画本編は続きに掲載しています。

一方の Google も反響に問題を感じたのか、「プライベート情報は引き続きプライベート情報として取り扱う」「Google アカウントでログインしなくても検索や YouTube は引き続き利用できる」「プライバシーツールだってある」など、ポリシー変更の意図をあらためて説明しています。ただ「俺達の情報を集めて広告に使うつもりだろう!」と言われれば、まあそうですとしか言えないわけで、Google が批判にどう対処していくのかは見物になりそうです。
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Google、Android マーケットでマルウェアスキャンを実施中


Carrier IQ 問題や AppLog 騒動など、スマートフォンって情報をスマートに抜き取るという意味だったのかと言われそうな今日このごろ。悪評を払いのけるべく、GoogleAndroid マーケットのセキュリティ強化の取り組みを紹介しています。これはコードネーム "Bouncer" なるもので、Android マーケットにアプリが登録されるとき、マルウェアかどうかを事前に自動判別するという仕組み。具体的には、既存のマルウェアやスパイウェアと比較したり、Google のクラウド環境で実際にアプリをテストすることで、問題のある動作を行わないかを見つけだします。

この取り組みが具体的にいつ始まったのかは不明ですが、いわくすでに成果を挙げており、2011年の前半と後半を比較すれば、マルウェアの疑いがあるアプリのダウンロードは 40% 減少したとのこと。根絶というわけにはいきませんが、Android ユーザ自体が急増していることを思えば、かなりの効果と言えるでしょう。

制限が厳しすぎると批判されるアップル App Store に比較すれば、Android マーケットは root 済端末向けアプリも普通に並ぶ、自由というか奔放な状態が魅力でもありリスクでもあります。Google は他にも Android のサンドボックス構造や、パーミッションの仕組み、リモートからのアプリ削除などを例に、あらためて安全性をアピールしていますが、あわせて不具合発生時の詳細説明もお願いしたいものです。

音声エージェント Siri が歌手デビュー



日本語対応も待ち遠しい iPhone 4S 内蔵エージェント Siri が、米国では歌手デビューを果たしています。いつもの冷静極まりない声をボーカルに採用したのは、「あの娘はヨシミ、空手の黒帯」などの名曲で知られるバンド、ザ・フレーミング・リップス。ちゃんと音楽的評価の高い楽曲(?)もリリースするかたわら、4毎同時に再生するアルバムとか、1曲6時間の曲とかも手がける愉快な人達です。Siri はボーカルというかナレーションというかサンプリングというか、まあそんな感じではありますが、曲の冒頭と最後で素晴らしいアクセントになっています。ちなみに中盤でボーカルを担当するのは人間のエリカ・バドゥ。ついでにビズ・マーキーの声が逆回転で使われているそうです。曲は続きに掲載。今週末までの限定公開です。
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次期 iPod nano はカメラ搭載、春にも発売?


iPhone 5
iPad 3 は気になりますが、iPod が今もアップルの主力製品のひとつであることには変わりません。そんななか、M.I.C Gadget などが次期 iPod nano のプロトタイプとされる製品の写真を掲載しています。見た目には現行の正方形 iPod nano そのまま、カメラが搭載されたのがポイントとのこと。第5世代 iPod nano がカメラ付きであったことを思えば、行きつ戻りつという印象もあります。引き続きクリップ付き。

もっとも、このコンパクトサイズにカメラを埋め込むのはアップルといえど難しいようで、写真が露出オーバー気味になる問題のため、開発は遅れているとのこと。それでも「第1四半期終わりから、第2四半期はじめ」(3-4月?)には発表されるという話なので、毎年秋の iPod 発表まつりからは外れたサイクルになりそうです。

スマートフォンやデジカメがここまで普及したいま、1.3メガピクセルとされる iPod nano のカメラがどれだけ有り難がられるかは分かりませんが、静止画・動画撮影だけではない、新しい使い方でもあるのでしょうか。

Windows Phone 8 詳細:カーネルはWindows 8ベース、NFC や デュアルコア対応


現行のバージョン 7.x で生まれ変わった Windows Phone の次期大型アップデート " Apollo "、あるいは Windows Phone 8 (仮) について。リンク先 PocketNow が、マイクロソフトの Windows Phone 担当マネージャ Joe Belfiore 氏によるノキア側への内部プレゼン動画からと称する詳細情報を掲載しています。

内容は同時期に登場する Windows 8 との緊密な統合と連携、デュアルコアや新解像度、NFCなどハードウェアの強化、さらにSkype や SkyDrive といったサービス・アプリの統合、アプリ間通信のサポートなど。またマイクロソフト系のインサイダー情報でおなじみの Paul Thurrott 氏も、「このリークのおかげで喋れるようになった」として、ほぼ重なる範囲の情報を自サイトで公開しました。主な内容をまとめると:

Windows 8 との連携・統合

・カーネルは従来のWindows CE ベースではなく、デスクトップと同じ Windows 8 ベース。ネットワークスタックやセキュリティモデル、メディアサポートなど多くのコンポーネントをWindows 8 と共有する。従来のWindows Phone 7.x アプリはそのまま動作。

・同時期に登場するWindows 8 および、次世代Xbox とはカーネルやコンポーネントの多くを共有するだけでなく、" Metro UI" を含むエクスペリエンスも統一され緊密に連携する。

・LIVE や SkyDrive 、メディアコンテンツ配信など、クラウドベースのサービスは Windows 8 (PC) / Windows Phone 8 (携帯) / Xbox (大画面テレビ) の3スクリーンから共通して利用できる。

・Windows Phone 8 を Xbox や PC の「コンパニオン」デバイスとして利用 (例:現行のXbox LIVE アプリ)。逆にPCやウェブから編集すると携帯にも反映など。クラウド経由のほか、現在の Zune デスクトップアプリに替わる同期・管理ソフトウェアが用意される。

(Windows Phone 8 のハードウェア・ソフトウェアに続きます)
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Asus Eee Pad の新型 TF300T 画像流出、Prime 後継機?


世界初の4コア Android タブレット Eee Pad TF201 (Transformer Prime) を国内で発売したばかりの Asus から、さらに新しい機種が登場するようです。写真は台湾のサイト cool3c が入手したという、未発表 Asus 製タブレット " TF300T " とされるなにか。

リンク先では試験・認証サービス企業 QuieTek による 802.11b/g/n + Bluetooth 無線の認証書類なるものも掲載しており、そちらには ASUS / TF300T の型番があります。写真の赤いタブレットを見てみれば、背面は TF201 / Transformer Prime のスピンメタル仕上げではなく、初代 Transformer に近い印象。しかし側面に切り込んだヘッドホンジャック (のようなもの) は TF201 に近い配置です。

Asus の公式発表としては、TF201 / Transformer Prime のバリエーションとして、4コアTegra 3 のままディスプレイを1920 x 1200 WUXGA解像度の Super IPS+ 液晶にアップグレードした上位版 TF700T がすでに発表されています。ただし 700 シリーズの背面は、CES 2012で展示された量産前モデルではテクスチャーなしのシルバー + 上部(カメラ側) がおそらくアンテナ性能のためと思われる樹脂製のツートンでした。

今回の" TF300T " は型番としては200と700シリーズの中間になるものの、上記の無線とおそらく10インチ級に見えるサイズ以外に詳細は不明。Asus はTegra 3 搭載の7インチ Android 4.0 タブレットを 249ドルで販売する予定も発表しており、TF300 も 10インチ版でより手に入りやすい価格のバリエーションかもしれません。


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