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Posts with tag JetPack

背負い式超軽量飛行機 Martin Jet Pack



ひとりで飛べるもん!というわけで、バックパッカーより無謀なジェットパッカーたちがまた危険な個人用飛行機械を発表しています。実験機航空ショーAirVentureでGlenn Martin氏がお披露目したのは空虚重量 約110kg・燃料込み242kgのストラップ式一人乗り飛行機械 Martin Jetpack。独自開発したV4エンジンで2つのダクテッドファンを回し浮上・飛行するもので、過酸化水素を推進剤に使ういわゆるジェットパックよりも超小型のヘリコプターあるいはホバークラフトに近い機体です。

一般的なジェットパックが数十秒程度しか飛行(噴射)できないのに対して、Martin Jetpackは最長で約30分間滞空できる点が売り。開発したマーティンさんいわく、理論上は最高速度約100km / 時 ・高度8000ft (約2400メートル)、まで到達可能とされています。実際のフライトエンベロープはこれから計測。

こう見えても一応は事業化を計画しており、1台10万ドルでの販売が予定されています。必要なのは10万ドルと燃料代のほか約15時間の講習、体重が140~240ポンド(約63kg ~ 109kg)であること。購入したところで自家用に使う許可が出る国はあまりないような気もしますが、俺が法律だという方の通勤・通学用には便利そうです。正面からみた写真と試験飛行の動画は続きにて。左右の二人は渾身の力で持ち上げているわけではなく、明後日の方向に飛んでいったりひっくり返ったりしないように支えているだけです。念のため。

Read - 試験飛行の動画
Read - Cosmic Logの詳細記事
Read - 公式サイト

背負い式ジェット機 Atair EXO-Wing



ニューヨーク・メトロポリタン美術館で開催中の「SUPER HEROES:Fasion and Fantasy」展より。どことなく陰惨な様子でブラ下げられているのはAtair社の背負い式ジェット翼「EXO-Wing」。スーパーマンのような架空のスーパーヒーローをテーマにした展覧会ですが、EXO-Wingはファンタジーに対する現実として出品されたれっきとした本物です。

軍用のパラシュートやUAV(無人航空機)のメーカーであるAtairいわく、EXO-Wingは双発のマイクロタービンエンジンを積んだ「世界最小の有人ジェット機」。コンポジット素材製の本体は非常に軽く、バックパックのように背負うことが可能とされています (背負って行軍したり自力で離陸できるとはとても思えませんが)。背景にいるさらに怪しいコウモリ男はおなじくAtair社のスカイダイビング用ウィングスーツ「AeroSuit」。膜状の翼により降下までに数マイルの滑空を実現するというもの。

ジェットエンジンを背負って滑空する男といえばジェットマンことYves Rossy氏が有名です(動画:背負い式ジェットウィングで空を飛ぶ男)。EXO-Wingが世界最小を名乗るのは(※ただし趣味ではなく製品として)なのかもしれません。同様の降下翼システムにはドイツESGのGRYPHONが試験飛行を成功させていますが、あちらはヒーローというより悪役風。



Read -- Atair EXO-Wing プレスリリース
Read -- Super Heroes, Fashion and Fantasy メトロポリタン美術館

「サンダーマン」になれるジェットパック、予価1000万円


各国の酔狂なグループが製作・販売している背負い式飛行装置あるいはジェットパックにまた新型が発表されています。米Thunderbolt Aerosystemsが開発した「サンダーパック」Model TP-R2G2は乾重量 約36kg / 燃料込みで約80kg、約75秒間の噴射が可能。

飛行可能距離は約1km、最高速度は時速約75マイル(約120キロメートル)とされていますが、2回以上使用する予定がある場合は総滞空時間のあいだに減速・着陸しなければならないためあまり現実的ではありません。

他社製品と比較したサンダーボルト製の特徴は90 – 92% H²O² + JP4の2液式設計、比較的安い($9万8000、約1000万円)、公式サイトによると「サンダーマンになれる!」らしい点でしょうか。1984年のロサンゼルスオリンピックで大観衆の前で飛んで見せたベテランBill Suitor氏による試験飛行の様子は「続きを読む」に掲載。地上約1.5mほどを見事に20秒くらい水平飛行してみせます。

ロケットを背負って空を飛ぶ「ロケットベルト」の大会@ナイアガラの滝


背中にロケットを取り付けて空を飛びたい人達の集り、「Rocketbelt Convention」が、8月11日・12日にナイアガラの滝近くで開催される「Thunder of Niagara」という航空ショウの期間中に行われます。

ジェットパック」や「ロケットベルト」といった背負い式飛行装置は、どこまでいっても危険な上に未だに滞空時間が30秒そこそこまでしか達成できておらず、米軍も見切りをつけたとあって大規模な取り組みはなされなくなってきているようですが、まだまだ「空を自由に飛びたいな」という見果てぬ夢を追い求める御仁達の熱い魂は健在なようです。このコンベンションでは新旧様々なロケットベルトの展示・実演に加え、ロケットベルト界の偉人達による講演もあります。ロス五輪の開会式で見事に離陸・飛行・着陸をしてみせた Bill Suitor も登壇します。

日本からは、ペットボトルロケットで飛び上がったトリビアの泉のスタッフが参加します。んなこたーない。

[via: MAKE: Blog]

売ります:背負い式ロケット&ジェットパック



米軍でさえ非実用的と見限って久しいにもかかわらず今日も間違った天才たちを魅了する背負い式飛行装置、あるいはジェットパック ですが、可能なかぎり馬鹿馬鹿しい方法で命を危険に晒したい一般消費者向けにカスタム製作を請け負う企業が登場しています。

左側の白煙を噴きだしている方はメキシコのスタートアップ企業Tecnologia Aeroespacial Mexicana (TAM)製の「ロケットベルト」。伝統的な?ジェットパックとおなじく過酸化水素を使い、燃料込みの重さは約60kg。飛び方と手入れの講習込み価格は$25万、約3000万円。最高速度は時速60マイル(約96km)以上と凄そうなものの、肝心の滞空時間は約30秒。つまり不慮の事故でもおこして一度しか飛べなければ1秒100万円。

右側はライバル(!)となる米国ジェットパック・インターナショナル社製のジェットパックH202。方式はTAM製と同等ながらやや重く、最高速度は70マイル/時。こちらは講習込みで15万5000ドル(約2000万円)と比較的安い上に、「ジェットパック世界最長の滞空時間」が売りとなっています。具体的にはTAMより約3秒長い33秒間。

トップスピードが速くても30秒程度で離陸・加速・減速・着陸(あるいは着水)しなければならないと考えると一体なにに使うのかよく分かりませんが、各社ともジェットエンジンで分単位の飛行が可能な次世代版を開発中とのこと(ジェットマンことYves Rossy氏のアレはジェットエンジンつき翼で滑空)。教室が一階にあれば遅刻しなかったのに!という方、梢に引っ掛かった風船や降りられなくなった猫を保護する仕事のかたには便利なんじゃないでしょうか。




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