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Google、Chrome OSの詳細を発表 (動画&ギャラリー)


Googleが Chrome OSのプレビューイベントを開催、アルファ版の実機デモやハードウェア・ソフトウェア設計、今後の展開について発表しました。今年7月にプロジェクトが発表された Chrome OSは、ネットブックなどウェブ利用に特化したデバイス向けにシンプル・高速・安全なOSを再設計する試み。シンプル・高速・セキュアはChromeブラウザの特徴とされる要素ですが、Chrome OSは ウェブ利用すなわちChromeブラウザを前提にOSおよびハードウェア構成までも再設計するプロジェクトにあたります。

今回の発表で明らかになったのは、Chrome OSはどの汎用PCにもインストールできる「単なるOS」ではないこと。Chrome OSではアプリケーションやファイルブラウザを含めすべてがChromeブラウザ内のサンドボックス環境で動く(つまりアプリ側はシステムに触れない)ため、またOS部分はChromeのみを起動すれば良いため、従来のOSよりシンプルかつセキュア、高速な起動が可能になるとされています。

電源投入から「数秒」という速度で前回のブラウジングセッションまで到達できる理由は、上記の「ブラウザだけ」設計から起動プロセスそのものが単純化されていること。一般的なPCではCPUとメモリ初期化ののちファームウェア起動、ハードウェアの認識・ビデオシステムの初期化、ブートローダーの起動、OSの起動、OS側のハードウェア認識、スタートアッププロセスの開始etcを挟んでようやくアプリケーションのひとつとしてブラウザが起動できるようになる、言い換えればローレベルが上になにが載るか分からない汎用品としてふるまうのに対して、Chrome OSではあらかじめ決め打ちされた構成に基づいてブラウザに必要なプロセスのみが起動します。

この設計のため、Chrome OS搭載デバイスはハードウェアも含めてGoogleの定義するリファレンスに基づいて認証を受ける必要があります。(といっても特別なハードウェアを必要とするわけではなく、Chrome OSのファームウェア側がハードウェアを「知っている」必要があるため。デモはEee PCで動いてました)。OSが軽量かつ単純な設計は高速化と同時にセキュリティにも貢献しており、そもそもブラウザのサンドボックスでしかアプリが動かないことに加えて、仮にマルウェアが侵入したとしても、再起動すればファームウェアが持っている署名に基づいて検証されたコードのみが動く設計となっています。 (Verified boot)。ストレージは基本的にすべてクラウド側を使う設定となっており、ローカル側のストレージは基本的に高速化(やオフライン使用)のためのキャッシュとしてのみ使用します。

続きは「早わかりChrome OS」動画に続いて新規UI、市場投入スケジュールなどについて。


シャープ NetWalker に広辞苑などの辞書同梱モデル、電子書籍販売は12月から



シャープのLinuxモバイルネット端末 NetWalker に辞書コンテンツ付きモデル PC-Z1J が加わります。これは既存モデルのPC-Z1に「広辞苑 第六版」「現代用語の基礎知識2009年版」「新英和中辞典(第7版)」「新和英中辞典(第5版)」「新世紀ビジュアル大辞典」「新冠婚葬祭事典」「ことば選び辞典」という7種類の辞書を収録したmicroSDカードが付属するというもの。端末側の仕様はいっさい変わらないので、気になる人は既存モデルの記事へ。OSもUbuntu 9.04のままです。

ブラック、ホワイト、レッドの三色展開も継続しており、発売は12月4日。店頭予想価格は5万円くらいと、当然ながら辞書なしモデルよりすこしお高くなる模様。また同時に、当初より開設予定とされていたNetWalker専用の電子書籍販売サイト「NetWalkerライブラリー」が12月下旬のオープン予定であることも発表されています。

Windows 7、Linuxのリーナス・トーバルズも太鼓判



写真は第1回Japan Linux Symposium に出席するため来日中の「Linuxの父」リーナス・トーバルズ氏。会場がクロスフィールド(秋葉原コンベンションホール)だったため、空き時間にヨドバシAkibaを訪れ満面の笑みでサムズアップを決めています。Linusさんなにして(略) といったところですが、連れだした撮影者によれば結局 Windows 7は購入しなかったとのこと。マイクロソフト x ヨドバシ渾身のキャンペーン攻勢も優しい独裁者を転向させるには至らなかったようです。

電力会社の社内ネットワークがウィルス感染、Linuxに置き換え対応



オーストラリアの電力会社 Integral Energyの社内ネットワークがウィルスに感染、同社が管理する電力グリッドにまで影響を及ぼす可能性があったとSydney Morning Herald紙が伝えています。問題となったウィルスはW32.Virut.CF。Integral Energyが利用するSymantec社のアンチウィルスソリューションには今年2月に登録されているのですが、なぜか感染が防げなかったとのこと。定義ファイルを更新していないか、さらに別のマルウェアがウィルス検知の邪魔をしたのか。いずれにせよありがちな話ではありますが、これだけの企業のPCが1000台も感染したとなれば「よくあること」では済まされません。

また、本来であれば電力グリッドは社内ネットワークと切り離されているはずなのですが、データの観測などのためにしょっちゅう繋げられていた模様。電力グリッド自身はSolarisで動作しているためウィルスがそのまま感染することはありませんが、グリッドのコントロール権がハッカーの手に落ちるというハリウッド的展開になった可能性も皆無ではありません。結局、同社は感染したWindows PCを開発用に利用していたLinuxマシンに置き換えて対処したとのこと。今度はLinuxのカーネルが古かった、といったオチにならないよう祈ります。

ウェブ特化タブレット CrunchPad、デザインはほぼ完成、7月にイベント開催


TechCrunchのMichael Arrington氏が手掛けるウェブブラウジングに特化したタブレット型PC、CrunchPadの続報が届きました。先日はうっかり設計中のものがリークされていましたが、今回は公式情報。ほぼ最終的なデザインというお墨付きです。

これまでのデザインに比べて明らかなのは、表面が平らになったこと。そしてケースの素材がプラスチックからアルミに変更され、18mmにまで薄くなったこと。もちろん「アルミはプラスチックより高くなるが」ということですので、$200から$300という目標が守れるのかやや不安です。これまで明らかになっている1024x768の12インチ・シングルタッチ・スクリーン、1GB RAM、4GBフラッシュドライブ、WiFiといった仕様についての言及はなし。OSは事前情報どおり独自のLinuxベースで、起動するとそのままWebkitベースのウェブブラウザが動作します。

登場時期はまだ不明ですが、今後数週間以内に最初の実働プロトタイプが完成する予定。また、7月にはユーザイベントを開催するとのことです。

動画:ネットブック向けプラットフォームMoblin 2.0β公開



Linuxベースのネットブック / ネットトップ向けプラットフォーム、Moblinのバージョン2.0βが発表となりました。Moblinは先月、インテル主導をあらためLinux Foundation下での出直したばかり。幸い、体制の変化が開発を滞らせることはなかったようです。

バージョン2.0βはすでにMoblin公式サイトで公開中。売りはClutter / DRI2 / KMSといった最新のグラフィック技術によるリッチなアニメーション、インターネットと同期する予定表やToDo、TwitterやLast.fmといった各種ソーシャルネットワーク / メディアサービスの統合化、ズーム可能な独自のメディアプレーヤーなど。動作確認済のPCはAtom系のAcer Aspire OneAsus eeePC 901と1000H、Dell Mini9MSI WindLenovo S10、Samsung NC10、HP Mini 1010と1120NRです。

とりあえずリッチなアニメーションとやらを見てみたいという方は続きに掲載した公式動画をどうぞ。日本語版の情報はありませんが、前回「寂しい」と書いた日本語サイトは、いつの間にかかなり改善されています。

[Via Hylke's Home; thanks Joey-Elijah]

DisplayLink、USBディスプレイのLinux用ライブラリを公開



販売100万個を達成するなど広がりを見せるDisplayLink社製のUSBグラフィックチップですが、そのブームから取り残されていたのがLinux勢。Linux用のライブラリが公開されていないため、話題のUSBサブディスプレイも利用できない状況が続いていました。しかし16日、同社はLinux用ライブラリをついに公開。すでにfreedesktop.orgにてダウンロードできるようになっています。

同ライブラリは同社のふたつのグラフィックチップ、DL-120とDL-160に対応。ライセンスはLGPL v2.1です。「LinuxコミュニティにおいてもDisplayLinkのUSBグラフィック技術を利用し、新しく刺激的な分野のアプリケーションへ活用することが可能になります」と、同社のJason Slaughter氏。プレスリリースではSUSE Linuxを手がけるノベルやLinux Driver Projectが同社へのサポートを示すなど、「とりあえずドライバを出してみた」には留まっておらず、今後は既存製品のサポートやアプリケーション開発が急速に進むことが期待されます。「Linuxで動けば......」と購入を躊躇していた皆様、もう退路はありませんね。

続きにはプレスリリース全文を掲載しています。

インテル、MoblinプロジェクトをLinux Foundationへ移管

Alpha version of Intel's Moblin OS released for brave netbookers

Moblinといえばネットブックや組み込みシステム、そしてインテル語でいうMIDを対象にしたLinuxベースの複合プロジェクトで、1月には軽量・高速オープンソースOSのアルファ版が公開されたところです。そのMoblinプロジェクトがこれまでのインテル主導をあらため、今後はThe Linux Foundationによって管理されることになりました。

Read先のNew York Times記事にもあるとおり、Moblinはインテルの中でも重要プロジェクトと見なされAlan Coxのような有名開発者も採用したわりに、オープンソース業界ではAndroidやUbuntuなど他分野のプロジェクトに注目を奪われていました。今後はLinux Foundationの下で幅広く開発者を集めていくことになります。ただしインテルも手を引くわけではなく、同社の開発担当者を含めて引き続き関わっていく予定。Linux FoundationのJim Zemlin氏も「色々な人達が集まることで、活発になるはずだ」とコメントしています。ついでに寂しい日本語サイトも改善して欲しいものです。

[Thanks, Chris]

Read - New York Times記事
Read - 公式プレスリリース

Linuxベースの軍用腕コンピュータ「ZYPAD WR1100」



以前「Zypad WL1000」をご紹介したParvus社の腕コンピュータシリーズに新型が登場しました。その名も控え目に「Zypad WR1100」。スペックは3.5インチのVGAタッチスクリーン、ARM系のPXA 270 @ 416 MHzプロセッサ、128MBのフラッシュメモリ、256MB RAMと、WL1000に比べてひと回り向上。内蔵アンテナによるIEEE 802.11b/g接続が可能で、ホスト用とデバイス用のUSBポート、ノイズキャンセル対応マイク、スピーカー、加速度計、指紋読み取り機能も搭載しています。モデルによってBluetoothかZigbee、あるいはGPSに電子コンパスも内蔵。OSはLinuxベースです。

見た目はWL1000のほうがまだスタイリッシュな気がしますが、こちらは米軍の調達規格に準拠しており、軍用や救急隊員、警備員向けをうたっています。残念ながら価格、発売時期などは不明。一般に流通するのかも怪しいところです。見た目はミリタリー好きの子供向けおもちゃのようで、事実ミリタリー向けの製品というのが米国ガジェット界のおそろしいところではないでしょうか。

続きに背面の写真を掲載しています。

[Via CNet]

Ubuntu 8.04 "Hardy Heron" ベータ公開



Dellのマイケル・デル会長も使っているLinux ディストリビューション Ubuntuの次期バージョン、8.04 "Hardy Heron"のベータ版が公開されました。Hardy Heronは定期的にリリースされるUbuntuバージョンのうち、2年に一度のLTS(長期サポート)版にあたる節目のバージョン (8.04と半端な数字なのは8年04月に正式版が公開される計画だから)。

現行 7.10 "Gutsy Gibbon"からの主な更新点はLinuxカーネルが2.6.24に、X.orgの最新版7.3、GNOME 2.22、デフォルトのブラウザがFirefox 3 (ベータ4)に、VNCクライアントがxvnc4viewerからVinagreに、等々。またWindowsユーザーがUbuntuを一般アプリケーションのようにインストールできる(つまり専用のパーティションを用意する必要がない) インストールオプション / インストーラ Wubiも提供されます。更新点リストや既知のバグ、ISO / .torrentのダウンロードはリンク先から。

トーバルズ:OS XはVistaよりマシ、でもファイルシステムはゴミ



先週開催された豪州のLinuxカンファレンスlinux.conf.auより、Linuxの父ことLinus Torvalds氏のインタビュー記事がいくつか出てきています。リンク先Sydney Morning Herald紙からトーバルズ氏のお言葉を抜き出せば、

OS X / Leopardについて:
「どちらも同じくらい欠点がある、とは思わない。LeopardはVistaよりずっと優れたシステムだと思う」。一方で「プログラムするには、OS Xはいくつかの点でVistaよりひどい。ファイルシステムはまったく、完全にクソ("complete and utter crap")。恐ろしいことだ」。

VistaやLeopardが大々的なマーケティングと共に投入されることを批判して:
「OSは(アプリケーションやユーザーからは)完全に透明であるべきだ」。「マイクロソフトやアップルにとって、(OSの新バージョンは) 環境をまるごとコントロールしてユーザーにアプリケーションやハードウェアの買い換えを強いる手段になっている」。

またLinuxについては、ここ数年の課題だった低消費電力化が大幅に進んだこと、Asus Eee PCや携帯電話・ポータブルプレーヤーなどのモバイル機器で採用が進み有力な選択肢となったことの二つを最近の大きな進展として挙げています。そのほか旧来の主張どおりDRMが死につつあるのは喜ばしい、Linuxコミュニティは成熟しており、自分が引退してもなにも変わらないだろうetcといったあたりはこちらのビデオインタビューも参照。

[Photo courtesy of AP, thanks Ash]

デル、コンシューマPCにバーチャルマシン環境を採用へ



ひとつのOS上でまた別のPC / OSを動かせるバーチャルマシン技術といえばMac OS XからWindowsアプリを動かすParallelsやマイクロソフトのVirtual PCが有名ですが、デルはコンシューマ向けPCに独自のバーチャルマシン環境を提供する計画を明らかにしています。

リンク先ECommerceTimesに引用されているデルCTO Kevin Kettler氏の発言によると、デルはWindowsとLinux (またはWindowsとWindows,etc)を同時に利用できる仮想化ソフトウェア環境について、EMC(VMware)やSWsoft (Parallels)といったパートナーと協力して開発を続けているとのこと。同技術を採用した(プリインストールした)デル製PCは「早ければ来年にも」登場するとしています。

さて、インテルMacでOS XとWindowsが共存しているなら、気になるのはデルのPCでOS Xを動かせてしまうかどうか。Kettler氏の答えは「その点について推測を述べることはできません」。

[Via Pocket-lint]

インテル、モバイル&インターネットデバイス向けLinux開発サイトをオープン



インテルが"Moblin.org"なるドメインにて、モバイル&インターネット Linux プロジェクトのサイトを開設しています。モバイル~プロジェクトはインテルの発表したLinuxモバイル"MID"向けの各種オープンソースプロジェクトをホストしたり情報交換の場として開発を助けることを意図したもの。サイトのアイコンは妖しい電波を受信しているアンテナ角つきのTux (Linuxペンギン)。

動画デモも公開されていたMIDは4.5~6インチの高解像度タッチスクリーンにQWERTYキーボードを備え、WiFiやHSDPAでインターネット接続を前提にしたコンシューマー / プロシューマー向けデバイス。用途は音楽・動画・ゲーム・VoIP・メッセージング・ウェブ・メール・etc。

Moblin.orgでホストされる最初のプロジェクト群はたとえばMID向けカーネル、パワーマネジメント、UIフレームワーク、ブラウザ、マルチメディアアプリケーション(MMA)、チャット、イメージ作成など。10月登場予定の次期バージョン 7.10 / Gutsy Gibbonでモバイル版を公開するUbuntuやMIDサポートをいち早く公開した紅旗Linuxが参加を表明しているほか、広くオープンソース開発者を募集しているとのこと。われこそはと思わん方、もしくは「モブリン」という響きにときめいた方は開発者MLへ。


Dell、Ubuntu入りはWindowsより50ドル安

 
マイケル・デル御大も自宅で使っているというUbuntu をプリインストールOSのひとつに選んだ米Dellですが、リンク先の公式サイト dell ideastormによれば、ubuntu プリインストールモデルは同等構成のWindows Vista モデルと比較して約50$ほど安価になるとのこと。 たとえば先日ラインナップ一新されたInspiron 1420ではUbuntuモデルが$774、Vistaが$824。

最初からUbuntu、もしくはほかのOSと併用するつもりだった方には$50といえども大変歓迎できるお話です。が、逆に$50追加でVistaがついてくると考えれば急にWindowsがお得に思えてくるかもしれません。

Ubuntu 7.10 "Gutsy Gibbon": モバイル版、3Dデスクトップ



Dellの販売するPCにプリインストールされるなど勢いのあるLinuxディストリビューションUbuntuですが、10月登場を予定する次期バージョン7.10 "Gutsy Gibbon"の「ほぼ最終」仕様プランが公開されています。

Ubuntu開発マネージャであるScott James Remnant氏の記事によると、"Gutsy Gibbon"はLinux カーネル2.6.22を採用、デスクトップ版は直前に登場する最新版GNOMEデスクトップ環境 2.20を搭載するとのこと。(KubuntuはKDE 3.5.7、および4.0rc2オプション)。

また7.10はハンドヘルド機器や携帯電話といったデバイスをターゲットにしたモバイル / 組み込みエディションが含まれる初のリリースとなることでも注目を集めています。こちらのUIにはすでにノキアのインターネットタブレットでも使われているHildonを採用。

リリース予定日は10月18日。続きを読む、には7.10に含まれる3Dデスクトップ環境Compiz / Berylのデモ動画をつけておきます。ウィンドウがぷるぷる震えたり立方体の各面に貼りつけられたデスクトップがくるくる回るような効果が好きな方は必見。

[本家Engadget]




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