米任天堂社長、Wii HDのうわさを(また)否定

Wii の発表と同じくらい古い「後継機 Wii HD」のうわさについて、米任天堂プレジデント Reggie Fils-Aime氏が (また) 強く否定しています。発言はリンク先 GTTV 任天堂特集の終わり近く、2010年に予定している展開について尋ねられたときのもの。ゲーム産業アナリストのMichael Pachter氏が (2010年の) Wii HD登場を主張していることへの答えは:「あいかわらず、(そのうわさを) 信じているのはマイケルだけだ。Wii HDはないとどれだけ強く言えばいいのか分からない」。
レジー氏はちょうど一年前にもWii HDを否定しています。まあ仮に具体的な計画があったとしても、どのタイミングで認めるかは任天堂の判断するところ。DS Liteの発売直前に「DSの新デザインについての話題はうわさ・推測にすぎない」と語っていたように、今回も「Pachterの主張はまったくの推測にすぎない。 (が、たまたま現実と一致していた)」であるとか、「(アナリストの主張するような) Wii HDは存在しない。(が、別の名称でWii互換のHD対応機は予定している)」であるとか、論理的には嘘ではない否定はいくらでも考えられます。
一方、10月30日の任天堂決算説明会 質疑応答のなかで、将来のハードウェアと開発環境をめぐる質問に対して取締役専務・総合開発本部長 竹田 玄洋氏が答えたのは:「(SD / HDを含めてさまざまな研究をしている。ソフト開発への負担と軽減策を含めて、落としどころはまだ決定していない。) ただ、世の中テレビがHDになっていくわけですから、HDでの見慣れている絵が出るのが自然と思います。普通の放送が全部HDになるわけですから、HDが自然な流れかなというふうに、個人的には今思っています」。
いわゆる上位互換機種としての「Wii HD 2010年説」の真偽はさておき、ハードウェアのコストやソフトウェア開発費用の問題・ほかの優先順位との関係の中で、いつの日にかHDが採用されることそのものは否定されていません。「任天堂次世代機」のうわさや推測も楽しいものですが、とりあえずは性能そのままHDMI出力だけ付けたモデルを出していただけないでしょうか。
(蛇足:単なる新機種の話題以上に面白い「開発費の回収とハードウェアプラットフォーム設計」質問への答えは同じページのA6-2へ。竹田・宮本・岩田・波多野の任天堂重役オールスターが多方面から答える読み応えのある内容です。開発しやすいハードウェアについての岩田発言は「隣に竹田がいるので話すのが怖いのですが、ニンテンドウ64の時は、無駄な努力をたくさんしないと思ったように動かなかったですし (略)」。)











































