
ドイツの元国営電話会社Deutsche Telekomといえば本国はもちろん欧州地域で最大の規模を誇る固定電話事業者であり、米国を含む世界各国でT-Mobileブランドの移動体通信事業も展開している通信企業グループですが、先日そのドイツテレコムの法務部門からEngadgetにお手紙が届きました。内容は「
Engadget Mobile」のロゴに対して、同社のイメージカラーでありロゴマークの一部として商標を取得している「マゼンタ」の使用中止を求めるもの。
エイプリルフール記事の掲載が遅れたわけではありません。ドイツテレコムいわく、同社およびT-Mobileはマゼンタを「企業アイデンティファイアー」かつ「コアブランディング要素」として長年に渡り使用しており、世界の多くの地域で携帯・通信に関連したマゼンタ色の使用について商標登録に基づく保護を得ているとのこと。
Engadget編集部一同はドイツテレコムのリクエストおよび消費者・読者のみなさまへ混乱を与える可能性について真摯な検討を重ねた結果、Engadget Mobile以外の各国Engadgetサイトでも背景色にマゼンタを使ってみることにしました。ブラウザで開いてぎょっとしたというかたにはお詫びを申し上げます。(
追記:さすがにうるさいので戻しました。ご自分のサイトをマゼンタ化してくれた皆様、ありがとうございます)。
(念のため付け加えれば、ドイツテレコムやほかの有名ブランドが保有している「色商標」は色そのものについて所有権を認められているわけではなく、競合する分野で消費者の混乱を招く場合のみ問題になります。詳しくは昨年の
法律講座記事を参照。)