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CrunchPad以外のタブレット端末 Joo Joo発表


とつぜんの破局を迎えたウェブ特化タブレット端末 CrunchPad ですが、開発・製造パートナーだったFusion Garageは製品化を諦めていません。同社はTechCrunchに反論すべくビデオカンファレンスを開催、独自のタブレット端末The Joo Jooを発表しました。TechCrunchのMichael Arringtonに宛てて「株主からの圧力によりFusion GarageはTechCrunchと無関係に製品を直接販売することに決めた」と宣言していたとおりの展開です。

もっともFusion Garage の Chandra Rathakrishnan CEOいわく、The Joo Jooの開発はMichael Arringtonが「ウェブに特化したタブレット端末が欲しいなー」と昨年夏に記事へ書く以前から進んでいたもので、TechCrunchはいっさい開発に関わっていないとのこと。開発を知ったMichael Arrington は Fusion Garageにマーケティングや資金集めを約束してきたものの、ブログを書いた以外に具体的にどう貢献したというわけでもない、そもそも両者のあいだに契約は一切ない......と主張しています。

さらにChandra Rathakrishnanは、かつてMichael Arringtonがブログに「功績のほとんどすべてはFusion Garageに帰せられるべきである」と書いたことからも両者の果たした役割が読み取れるとコメント。現在のMichael Arringtonは先日も「知財強奪事件はいよいよ法廷へ」と昔のメールなどを持ち出して批判記事を書いており、主張は平行線どころか遠ざかる一方になってきました。

爭いはさておき、The Joo Jooの仕様についても書いておきます。「魔法」という意味の名前を持つこの製品は、かつてCrunchPadと呼ばれた端末と同様に12.1型タッチスクリーンを搭載しています。加速度センサ付きで、電源ボタン以外の物理ボタンはなし。ストレージには4GB SSDを採用し、WiFi対応、3G通信機能はなし。バッテリー駆動は5時間です。OSはUNIXベースで、起動するとそのままウェブブラウザが立ち上がるというどこかで聞いたようなつくり。ブート時間は9秒。重さは1.1kgくらい。

当初CrunchPadは200ドルから300ドルと言われていましたが、Fusion Garageに言わせればそれは「夢、のち幻覚」だったとのこと。499ドルというそれなりの価格で、今月11日から予約受付を開始します。製品の出来(特に応用が広そうなソフトウェア面)、法廷闘争の行方、オープンソース化の話はどうなったの、など気になることは尽きませんが、とにかく現時点ですでに歴史に名を残すガジェットになったことは間違いなさそうです。全体像の掴めない写真を続きにもう一枚。

Read - The Joo Joo公式サイト
Read - ビデオカンファレンスレポート @ Engadget本家
Read - 「CrunchPadの知財強奪事件いよいよ法廷へ」 @ TechCrunch
Read - たしかに「功績のほとんどすべてはFusion Garageに帰せられるべきである」とある4月のTechCrunch記事

ウェブ特化タブレット CrunchPad が開発中止


そろそろ正式発表とも噂されていたウェブ特化タブレット CrunchPad が、一転して開発中止となりました。ざっくりとまとめると、発表直前に開発・製造パートナーのFusion Garageから「株主からの圧力によりFusionGarageはTechCrunchと無関係に製品を直接販売することに決めた」という通告があったとのこと。これまで共同開発してきたパートナー関係がとんでもない方向へこじれたようです。TechCrunchの編集長でCrunchPad発案者のMichael Arringtonによれば「われわれとしては間違いなくFusion Garageに対して複数の訴訟を起こすだろう」。詳細ななりゆきはRead先を参照ください。

あまりに唐突な終わりのため、FusionGarage側の言い分も聞いてみたいところ。300ドル前後という利潤の薄い価格設定が製造パートナーには厳しかったのではないか、あるいは契約でこじれ消えてなくなってしまうとはこれまで喧伝されてきた「オープンソース」とはなんだったのか、というような声もあります。一部の層に確実なニーズがあることは分かっただけに、せめて機を見た企業が心の隙間を埋めてくれるような製品を作ってくれることを期待したいものです。それがアップルなのかもしれませんが。

Read - TechCrunch の記事
Read - ハード製造は難しい、というMake: のコメント

CrunchPadは3G対応、$399で11月発売?


ウェブブラウジングに特化したタブレットPC、CrunchPadの話題はこれまでも何度かお伝えしてきました。残念ながら当初イベント開催予定だった7月はなにごともなく終わりそうですが、自爆リーク親友リークに続いて、今度は製造元のFusion Garage社が地元シンガポールの新聞で開発の詳細を語るという、もはやリークと言っていいのか分からないくらいのリーク情報が入ってきました。

記事によると、CrunchPadはクリスマス商戦をにらみ11月までには発売するとのこと。本格的です。スクリーンサイズはこれまでお伝えしてきたとおり12インチ。大きさは324 x 199 x 19 mm・1.2kg。1.6GHzのAtomプロセッサーに1GB RAM、USBポート付き、WiFi / 3G対応。縦横の表示切り替え用に加速度センサも内蔵しています。ソフトウェア面では「ストレージはなく、クラウド・コンピューティングと呼ばれるサーバ上でプログラムは動作する」とのこと。「OSは内製」という微妙な表現もスルーして、確実そうなのはWebKitベースのブラウザ、バーチャルキーボード付きといったあたりです。

価格は未定ながら、$399くらいになるという予想。徐々に高くなっている気もしますが出ないよりはマシでしょうか。なお、アップルがタブレットPCを出すかもという噂について同社創設者のChandrasekar Rathakrishnan氏は「異なるふたつの市場セグメントがある。アップルはアプリケーション・ベース、われわれはウェブ・ベース」となんとも言えないコメント。なんとも言えないといえば記事のタイトルも「世界で最初のタブレットPC」。まあ、TechCrunchが言ったのでなければ悪意はないはずです。

[Thanks, David]

動画:ウェブ特化タブレット CrunchPad 実機 UIデモ



Michael Arrington氏が開発を主導するウェブブラウジング向けタブレットPC、CrunchPadの実機動画が公開されました。Arrington氏と親しいLoic Le Meur氏がYouTubeに投稿したもの。ティーザーの一種なのか、仲間を裏切ってのリークなのか、なにも考えていないのかは不明です。動画は今月11日に撮影されており、なぜか先日発表された「ほぼ最終的なデザイン」ではなく、プラスチックのデザイン。デザインに差し戻しがあったのか、あるいは古いバージョンを掴まされただけかもしれません。

続きにはついでにCrunchPadを操作する様子も動画で掲載しています。こちらはTechCrunch公式で、4月に公開されたもの。これまでの情報どおりであれば、来月にはすべての詳細が明らかになるはずです。

追記:
実機動画は消されてしまいました。なにも考えていなかった、が正解だった模様。

[Via jkOnTheRun]

ウェブ特化タブレット CrunchPad、デザインはほぼ完成、7月にイベント開催


TechCrunchのMichael Arrington氏が手掛けるウェブブラウジングに特化したタブレット型PC、CrunchPadの続報が届きました。先日はうっかり設計中のものがリークされていましたが、今回は公式情報。ほぼ最終的なデザインというお墨付きです。

これまでのデザインに比べて明らかなのは、表面が平らになったこと。そしてケースの素材がプラスチックからアルミに変更され、18mmにまで薄くなったこと。もちろん「アルミはプラスチックより高くなるが」ということですので、$200から$300という目標が守れるのかやや不安です。これまで明らかになっている1024x768の12インチ・シングルタッチ・スクリーン、1GB RAM、4GBフラッシュドライブ、WiFiといった仕様についての言及はなし。OSは事前情報どおり独自のLinuxベースで、起動するとそのままWebkitベースのウェブブラウザが動作します。

登場時期はまだ不明ですが、今後数週間以内に最初の実働プロトタイプが完成する予定。また、7月にはユーザイベントを開催するとのことです。




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