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Palm webOSの開発環境 Mojo SDK、ネットに流出



ルートイメージの流出からコナミコマンドの発覚まで、わざとやっているとしか思えない Palmからまたまたリークがありました。今回漏れたのは webOSの正式な開発環境である Mojo SDK。一般開発者への公開は少なくとも夏以降とされていたはずですが、一部に提供されていた初期バージョンへのダウンロードリンクからネット上の各所に広まったようです。現在もPalm Pre関連の情報サイトでファイルがホストされているものの、Palmからは今のところ削除要請はない模様。アップルのJailbreak 放置期を見習って、コントロールした「流出」で開発者の興味を捉える策なのかもしれません。

Palm Pre単体で自作アプリのインストールが可能に




Palm Preが米国で発売されて半月がすぎましたが、ルートイメージ流出コナミコマンド(=開発者モード)発覚、PC接続で自作アプリ動作と、大ハック祭は留まる気配がありません。そして今回新しく明らかになったのは、Palm Pre単体で自作アプリをインストールする方法。これまでのようにPCとの接続やファイルレベルでの書き換えが不要になります。やり方は自作アプリへのリンクをメールの本文に書いてPreへ送り、Preのメールソフトでリンクを開くだけ。なんとも単純な方法でインストールが可能になります。

発見したのはxorg、spotter、simplyflipflopsという三人のハッカー。同じ自作アプリへのリンクであってもPreのウェブブラウザ経由ではインストールできないので、単純なチェック漏れではないかと考えられます。自作アプリ開発も"Hello World"期を過ぎ、チップ用電卓のような簡単ながら実用的なものが登場。今後の進展はもちろん楽しみですが、公式ソフトウェア・ライブラリのApp Catalog正式版登場を控えたPalm側がどのような対処を行うのか、なんらかの折り合いをつけるのか、気になるところです。

Read - インストール方法 @ PreCentral
Read - 電卓アプリ紹介 @ PreCentral

Palm Preで自作アプリの起動に成功


webOSルートイメージ流出から予期されていた事態が早くも到来しました。PreCentralのフォーラム投稿によると、発売されたばかりのPalm Preで野良アプリが動作したとのこと。作成者はscm6079氏。証拠写真では、Palm Preの画面上で確かに「Hello World」の文字が表示されています。そのほかの機能は別アプリの起動、バイブレータやフラッシュ点灯などハードウェアのテスト。

やり方はシンプルそのもの。まずPalm Preでコナミコマンドを使って開発者モードへ移行、PCと接続してPreをマウント、いらないアプリを書き換えて再起動......という手順です。書き換えといってもwebOSのアプリケーションはHTML / JavaScriptベースなので、エディタで簡単に編集できたとのことです。

ちなみにPalm版App StoreことApp Catalogはまだβ版。Palm側の対応が気になりますが、このままだと野良アプリ天国となるのも時間の問題です。ともあれ、これから全米のPalm Preユーザがコナミコマンドを打ち込んでいくのかと思うと、なかなか愉快なものがあります。

[Thanks, Scott M. and C.J.]

動画:Palm Preにコナミコマンド発覚、開発者モードへ移行


webOSイメージ流出でお祭状態のPalm Pre界隈から、また面白い話題が入ってきました。PreCentralのフォーラム情報によると、同端末のランチャー画面で「upupdowndownleftrightleftrightbastart」と打ち込むと、Developer Mode Enablerという名前のなぞのアプリケーションが起動するとのこと。上上下下左右左右BAスタートといえばもちろん、泣く子も黙る 自爆 コナミコマンド。冗談のようですが本当です。実機での検証動画は続きに掲載しています。

さて、肝心のコナミコマンドの効能は、アプリケーション名のとおり開発者モードへの切り替えが行えるというもの。開発者モードはおそらく、webOS用SDK(Mojo SDK)を起動中のPCとPalm Preを接続するためのもので、残念ながら一般ユーザーには実益がなさそうです。ともあれこんなコマンドが見つかったのは、やはりイメージ流出があったからでしょうか。上司や仕事の愚痴をコメントに残し忘れた人は、いまごろ気が気でないかもしれません。

webOS流出イメージから新端末情報・AOL/MSNアイコン発見


お伝えしたばかりのwebOSイメージ流出について、早くも解析の成果が次々と飛び込んできています。まずブート時の端末判定コードから、castleとpixieというコードネームを発見。以前Palm Eos = Castleというリークがありましたが、もう一台秘密の端末があるのか、それともPreがcastleでEosがpixieなのか、ともあれ少なくとも二台目に着手していたことは読み取れます。

また、流出したイメージからはAOLやMSNのアイコンも発見されています。そういえば同OSにはPalm Synergyというカレンダーやスケジュール、メッセージングなどの情報を複数ソースから収集して統合する機能があり、米Yahoo!が近日中の対応を発表したばかり。SynergyでYahoo! / AOL / MSNの情報統合ということになれば強力です。

さらに同OSのメッセージングアプリはJabber/XMPPプロトコルや、統合メッセージングアプリPidginでも利用されているlibpurpleに対応している模様。Jabber/XMPPはGoogle Talkが対応する一方、libpurpleはWindows LiveメッセンジャーからYahooチャット、Facebookチャットまで対応しています。webOSが今後どこへ向かうのか、ハッカーがなにを見つけるのか、二重の意味で楽しみです。

Read - castle / pixie 発見 @ precentral.net
Read - AOL / MSNアイコン発見、メッセージングアプリ詳報 @ precentral.net

Palm PreのwebOS ルートイメージ流出、隠し機能発覚


発売翌日に話題を新型iPhone発表へ奪われてしまったPalm Preですが、同端末自慢のプラットフォーム webOS がルートイメージ丸ごと流出するという意外なニュースが飛び込んできました。

流出したのは正確には webOS Reset Doctor というツールで、名前のとおりPalm Preの中身をリセットするもの。その中に195MBのルートイメージが含まれていた次第です。ハック? トムソーヤの主人公? という人にはどうでもいい話ですが、これによりwebOSの隠されていた機能を発見したり、公式環境では作れないような内部まで踏み込んだアプリを開発したり、あるいはSprint独占となっている同端末を他の通信網で利用するSIMアンロックの実現にまでつながる可能性があります。

実際、この大物流出はハッカーコミュニティを駆り立てているようで、隠されていた機能としてすでにJavaバーチャルマシンが発見されています。webOSがLinuxベースであることを考えると、今後かなり素敵なおもちゃに成長しそうです。

PalmのwebOSスマートフォンPalm Pre、全米で発売



週末に開かれた招待客限定ローンチパーティーを経て、Palm Preがついに全米のSprintストアや量販店で販売開始を迎えました。初代 iPhone や 昨年の iPhone 3Gでは取材めあての並び屋も含めて何日も前から行列が観測されましたが、Preでも iPhoneさわぎには及ばないものの各地でそれなりの行列ができています。独占キャリア SprintのNYC 旗艦店 Flatiron Building Storeでは発売数時間前の朝5時程度から。各地の行列や店内の様子はギャラリーにて。



Palmの新スマートフォン Eos、今年後半に登場


Preに続くPalm の新端末としてうわさされている Palm Eosに続報がありました。流出したat&tの内部資料(とされる未確認の画像)によると、米国では2009年の後半にもat&tから登場する予定。フォームファクタとしては写真のようにQWERTYキーパッドつきストレート型、あるいはBlackBerry型、あるいはTreo / Centroタイプ。

Palm Eos (Castle) というタイトルの下に書かれている "New Palm OS Experience"が気にかかりますが、いくらなんでもPreのあとに旧 Palm OS / Garnet OSを、しかも「新体験」と銘打って出すとも思えず、おそらくはwebOS搭載端末であろうと考えられます。仕様については既報のうわさどおり、約100gの本体に2.63インチ320 x 400 静電容量式タッチスクリーン、4GBフラッシュメモリ、2Mピクセル固定焦点カメラ、Bluetooth 2.1+EDR (A2DPサポート)、A-GPSなど。ソフトウェアはPOP3 / IMAP / EASサポートのメールやAOL / Google Talk直結の統合IM、MP3やAAC, H.264含むメディア再生などひととおり。スライド左下にはベースバンド / RF / アプリケーションプロセッサの型番まであります。

価格帯などから位置づけとしてはwebOS フラッグシップであるPreより下、現行のCentro後継機と考えられます。仕様で気になるのは320 x 400という解像度。PreはiPhoneとおなじ320 x 480であることや開発側の負荷を考えるとtypoとも思えますが、あるいはwebOSはこの程度の違いなら問題なくスケールするのか、解像度の違いをPreとの差別化要素にしているのかもしれません。

Palm Preは6月6日発売、価格は$199


Palm Preの発売日・価格が発表されました。発売は来月6日。CES 2009における最大のサプライズとして話題を集めてから、約半年で登場ということになります。価格は$199.99。ただしこれは2年の通信契約を行ったうえ、$100のキャッシュバック適用した後のお値段です。米国ではAT&TがiPhoneを独占販売しているように、Palm Preも通信大手Sprintによる独占販売商品。米国内のSprint直営店のほか、Best Buy、Radio Shack、一部のWal-Mart、およびSprint.comで販売されます。

簡単におさらいしておくと、Palm Preは従来のPalmシリーズとは異なり、新規開発した webOS を搭載するスマートフォン。480 x 320のマルチタッチスクリーン、スライドキーボード、300万画素カメラ、8GBストレージ、GPS、Bluetooth......といったスペックの詳細や画像は発表時の記事をどうぞ。

なお、置くだけ充電で話題となった充電器Touchstoneは別売です。価格はカバーとセットで$69.99、単体では$49.99。Preと同日発売です。

Palm Centro後継はwebOS搭載のEos、ストレート型で厚さ10.6mm?


新世代OS webOSを擁するPalmから、Palm Preに続く新端末のうわさが聞こえてきました。写真は新端末「Palm Eos」とされるもの。Preはスライドキーボードでしたが、こちらはキーボード一体型です。情報提供者から届いた未確定スペックでは2.63インチの320 x 400 ディスプレイを搭載しており、大きさは55 x 111 x 10.6mm。Preよりやや縦長で、薄くなっています。重さは100g。米国ではAT&Tからの登場が見込まれており、4バンドGSM / HSDPAに対応。その他、主な仕様は以下のとおりです。続報が入りしだいまたお伝えします。
  • 4GBストレージ
  • 200万画素カメラ(固定フォーカス、フラッシュ付き、ビデオ撮影対応)
  • Bluetooth 2.1 + EDR(A2DP対応)
  • micro USB
  • 3Gで4時間通話
  • GPS内蔵
  • メッセージ:SMS, MMS(写真&動画のみ), 内蔵IM
  • メール:POP3, IMAP4, EAS(Outlook)
  • 音楽:WAV, MP3, AAC, AAC+に対応
  • 動画:MPEG4, H.264, H.263に対応

Palm、webOS SDKを提供開始、PreにPalm OSエミュレーション



1月のCESで新スマートフォン Pre を披露したPalmが、Preに搭載される新OS 「webOS」のSDK提供開始を発表しました。webOSが採用するMojo フレームワークのSDKは従来一部の開発者にのみ提供されていましたが、Palmは開発者登録の受け付けをすでに開始しており、順次SDKの提供を開始する予定です。

またWeb 2.0 Expoでの発表では、サードパーティーのMotionAppsがPreの発売と同時に旧Palm OS (Garnet OS) エミュレータをリリースする予定も明らかにされました。webOSはかつてのPalm OSとネイティブで互換性を持たないまったく新規のOSですが、エミュレータを通じてPalm OS版 TreoやCentroで使っていたソフトウェア資産を活かせることになります。ただしエミュレータ側からはwebOSのコア機能の一部にはアクセスできないとされています。

そのほか開発者向けに発表されたのはPre / webOS向けの「統合クラウドサービス」ことMojo Messaging Service。「クラウド」と端末のあいだでデータをやりとりする標準フレームワークと説明されており、要はiPhone 3.0でも期待のプッシュ通知に近くさらに拡張された機能のようです。Palm Preの登場は今年後半とされていますが、今回も発売日や価格の発表はなし。一般サードパーティー開発者の取り込みを本格始動しますアナウンス段階のようです。

Palm OSデバイスでPalm Pre / webOSを再現するTealOS



Palm OSアプリケーションで有名なTealPointから、Palm OS 5 (Garnet OS)上でPalmの次世代OS webOSを再現するというソフトウェア「TealOS」が公開されました。再現といっても完全にアーキテクチャの異なるwebOSを移植したようなものではなく、「カード」を使ったアプリ切り替えやクイック起動バーといったGUI部分を一部実装したwebOS風ランチャー / タスクスイッチャといったアプリです。Tealによる惹句は「The next best thing to WebOS」(原文ママ)。

実装されているのは現在のアプリ画面からズームアウトしてサムネイルの「カード」が並ぶ、左右にフリック......というかドラッグしてアプリ切り替え、全画面でアプリ起動中に下からフリックで「ウェーブ」ランチャーの呼び出しなど。ズームのアニメーションや半透明エフェクトまでそれらしく再現しているのが見どころです。webOSは同時に起動しているタスクをカードで切り替え・画面外に弾いてタスク終了でしたが、TealOSでは「最近起動したアプリ」のサムネイルリストで切り替え・弾いてリストから除外となっています。

とはいえwebOSの本質的な部分、たとえばFacebookやGmail, Flickrなどのサービスにただログインするだけで各所に散らばった情報を統合したコンタクトリストを作ってくれたり、メールやチャットなど通信手段をとわず「人」単位で履歴を一覧するといった部分は当然ながら対象外。まあWindows用のOS X風ドックのようなものです。価格は$14.95、動画デモは続きに掲載。「旧」Palm OSデバイスを使い続けている / 放電したまま放置しているけれどwebOSが待ちきれない、というかたが気分だけ味わうにはいいかもしれません。

Palm、Palm OSデバイスを終了、webOSのPreは世界展開へ



Palmのエド・コリガンCEOがPalm OS搭載デバイスの終息をあきらかにしました。PreCentralが報じている投資家向けの説明によると、小型スマートフォンのCentroがさらに別のキャリアから販売されることを除いて、今後PalmからPalm OS搭載デバイスがリリースされることはないとのこと。1996年のPalm Pilotに1.0が搭載されて以来バージョンを重ねてきたPalm OSは2002年にPalmからスピンオフしたPalmSourceに開発が移り、PalmSourceが日本のACCESSに吸収されたのちはGarnet OSとしても知られてきましたが、本家 Palmではついにその役割を終えたことになります。

今後 Palmから登場するデバイスに採用されるのは現在もTreoで使われているWindows Mobile、そして今年のCESで大きな注目を浴びたPalm Preに搭載される新OS 「webOS」のいずれかとされています。そのほか注目の点を拾うと:
  • Palm PreはSprintからの発売が予定されている北米のほか、世界各国での発売を準備中。具体的に挙げられたのは欧州・ラテンアメリカ。
  • Palm Preには発売時からアプリケーションストアが搭載されるが、純正ストア(アプリ)経由ではなくてもUSB転送やウェブ経由でアプリをインストールできる。iPhoneのようなApp Store限定のロックはかけない。
  • アップルとのあいだで噂されている特許問題については、Palmには過去15年間に蓄積してきた1500件以上のIPがあり、また他社のIPを尊重していることから、仮になにかがあっても身を守ることはできる、といった答え。
といったところ。すでにPalmはライセンシーでしかなかったPalm OS / Garnet OSですが、一時は「Palmware」としてアマチュアを含む多くの開発者から多様なアプリケーションが登場していただけに、本家Palmでの終息は感慨深いニュースです。なお、新生 Palm OSとも呼ばれたwebOSは完全に異なるアーキテクチャを採用しているため、Garnet OSアプリとの互換性はありません。エミュレータでの作動は技術的には考えられるものの、当初のwebOSはローレベルのAPIを提供しないため、すくなくともしばらくは登場しないと考えた方が良さそうです。




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