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Yahoo!とマイクロソフト、また破談



提案・拒絶・恫喝・撤回そして再開としつこく続いていたYahoo! x マイクロソフトの交渉ですが、やはり買収も提携もなしという結論に至ったようです。Wall Street Journal そのほかの報道によると、マイクロソフト側は$33 / 株という提案を引っ込め交渉を終了したとのこと。このニュースを受けてYahoo!側の株価は10%ほど下落、マイクロソフトは1.7%と微妙に上げ気味。

マイクロソフト、Yahoo!との交渉再開へ



先日の買収案撤回から約二週間、マイクロソフトがふたたびYahoo!について声明を発表しました。内容は買収案取り下げ以降の状況に鑑み、マイクロソフトはオンラインサービスおよび広告事業を拡大する手段("alternatives")を引き続き追求しており、そのなかにはYahoo!との取引も含まれるというもの。ただし「現時点においては」、前回のようにYahoo!全体の買収ではないとしています。

いわく「マイクロソフトは今回、Yahoo!のすべてを買収する新たな提案をおこなってはいません。しかし将来の展開によって、あるいはYahoo!またはその株主、マイクロソフト株主、そのほか第三者と今後持たれるかもしれない話し合いの結果によっては、再検討する権利を留保しています」。一方、MS側の撤回後にYahoo!側が発表していたのは「(株主利益になるなら)まだ交渉の意志はあります」。Yahoo! x Microsoftの話題はまだまだ続くようです。

Yahoo CEO:「まだ交渉に応じます」「蹴ったのはマイクロソフト側」



マイクロソフトが買収案の取り下げを発表したことで一段落したかに思えたMSのYahoo!買収交渉ですが、MSの提示額では安すぎると一貫して拒絶の姿勢を示してきたYahoo!のヤンCEOが一転して「交渉の余地はあった」「取引を成立させたかったが、席を立ったのはマイクロソフト側」と発言しています。

マイクロソフト側が提案を取り下げた際の言い分は、Yahoo!側の提示額($37 / 株)では高すぎる、といって敵対的買収をすればYahoo!側は焦土戦術をとってくるだろうから割にあわないというもの。YahooのヤンCEOはこのマイクロソフト発表に対して「 買収騒ぎが過去の話となったことで本来の業務に集中できる」といったステートメントを発表していましたが、交渉決裂の報から最初の取引となる月曜に15%近く株価が下落したこと、大株主の一部が交渉の成り行きに不満を表明したことから難しい立場に立たされています。

マイクロソフトに対して堅持してきた$37 / 株という額について問われたヤン氏の答えは「絶対に交渉の余地がない数字ではなかった」「われわれには全面的に取引をおこなう意志があったが、マイクロソフトのほうが交渉から離れた」。また「(マイクロソフトから) なにか新しい提案があれば、ぜひ聞きたいと考えている」。

[Via Silicon Valley Insider]

マイクロソフト、Yahoo!買収案を撤回



マイクロソフトがYahoo!へ提示していた買収案を取り下げると発表しました。理由は「さらに約50億ドルの上乗せなど努力を尽くしたにもかかわらず、Yahoo!は同意せず」、要求に応じる額では高すぎて意味がないとの判断から。マイクロソフトは最初の案で446億ドル相当(当時)を提示、Yahoo!が「安すぎる」と拒否してGoogleやAOLとの提携を模索しはじめてからは3週間の期限を区切って「代理人争奪も辞さず」通告を送っていましたが、結局は敵対的買収を含め断念という結果になりました。

公開された「バルマーからヤンへ」書簡の内容は、Yahoo!のヤンCEOおよび経営陣・取締役会に感謝を述べ、提案を受け入れていただけなかったのは残念ですと続けたのち、検索広告をGoogleへアウトソースするYahoo!の対抗プランについて批判するもの。「広告主にYahooではなくGoogleを使うよう仕向けることになり、Yahoo自身の戦略をおよび長期的な有効性を根本的に損なう」またそれにより「優秀なエンジニアの流出を止めることができなくなる」、さらに法的および規制上の問題も発生するため、実行されればマイクロソフトにとっては焦土戦術に等しく敵対的買収で買う価値もなくなるとしています。

結びは「われわれは自前の才能あるチーム、あるいは他社との戦略的取引を通じてイノベーションと成長を続けます」。でもYahoo!株主にとって正当な価値をもたらす唯一の選択肢はわれわれの提案だったと思いますけどね、と最後にしっかりと駄目を押すのも忘れていません。やはり真相は「マイクロフー」はありえない、しかし「マイクロソフト!」で「!」だけになるのはYahoo的に受け入れがたいという判断ではないかと思われます。 リンク先はマイクロソフトのプレスリリース。

Yahoo、マイクロソフトに返答:「脅しは非生産的」



マイクロソフトの「三週間待つ」という最後通告を受けて、Yahooの取締役会がマイクロソフトへの回答を発表しました。結論は前回と変わらず、MSの(頼んでもいない)提案はYahooの価値を過小評価しており、Yahooおよび株主の利益につながらない提案は拒否するというもの。交渉に応じなければ現取締役会の解任を求めた委任状争奪も辞さないというMSの通告に対しては、「脅迫は非生産的であり、友好的な取引を目指すという発言からも矛盾している」と対決姿勢を鮮明にしています。

"Dear Steve, " (バルマー)で始まる声明はBostock会長と創業CEOジェリー・ヤンの連名となっており、1. Yahooボードメンバーの目的は株主にとっての最善の利益を追求することであり、いかなる案でも真摯に検討する。 2. しかし現在のマイクロソフトの提案はYahooの価値を大きく過小評価しており、株主の利益のために到底受け入れることはできない。という骨子にa. Yahooは今後3年間に渡る財政的・戦略的計画を公表しており、今後も技術・規模・人材・保有プラットフォームを活かしたプロダクトの投入を続け業績はさらに改善することが見込まれている、b. 大部分の株主は現取締役会の方針に賛同している。といった主張を挟んだ内容です。

面白いのはマイクロソフト側の公開書簡にいちいち具体的に反論している点。例えば「Yahooの取締役会は交渉に応じる姿勢すら見せていない(株主利益を損なっている)」という部分については、実際は多くの点についてすでに交渉をおこなっており、情報を提出しようとしないのはマイクロソフトのほう、しかも交渉の席にはMSのバルマーCEOみずから2度も出席していた(くせになに言ってんだ)。また「経済状況の変化やYahooのシェア低下からすれば、当初の提案はなおさら好条件」という主張については、そういうマイクロソフトの自身の株価が落ちている現在はなおさら安すぎる、など。

盛り上がってまいりました。

マイクロソフト、Yahooに期限3週間の最後通告



Yahooの買収に向けて交渉を続けてきたマイクロソフトが、Yahoo側へ猶予三週間の最後通告を送りました。Yahoo取締役会へ向けた公開書簡の内容は、一月末の株価から62%のプレミアムという申し出から2か月以上が経過したにもかかわらずYahoo取締役会には交渉の席へ着こうという意志がなく、双方の株主にとって最善の利益を損なう状況が続いているため、今後三週間のうちに合意を得られぬ場合は現取締役会の解任へ向けたプロキシーコンテスト(委任状争奪) を含めYahoo株主へ直接の働きかけをおこなわざるを得ないというもの。

Yahooの取締役会は他社からの支援を含め独立維持の道を模索してきましたが、三週間以内という刻限を切られたことで今度こそ株主を納得させる具体的な方策を提示しなければならないことになります。公開書簡の中でMSが強調するのは、「一月以来の経済状況の変化およびYahooのシェア低下を考慮すれば、当初の申し出は当時よりさらにYahoo株主にとって好条件」。逆にいえば「つり上げどころか下げるかもしれないよ」。Microsoft!またはマイクロフー誕生を賭けた大規模な敵対的買収劇が見られることになるかもしれません。

マイクロソフト、Yahoo!へ返答:われわれの気持ちは変わりません



446億ドル / 約4兆7500億円での買収案をYahoo!の取締役会に拒絶されたことを受けて、マイクロソフトが返答を発表しています。内容は31ドル / 株という提案が拒否されたことを遺憾としつつ、Yahoo!株主および両社にとって最良の利益である買収案を引き続き追求する、というもの。

プレスリリース中のコメントは「われわれの公正かつ充分な提案をYahoo!が受け入れなかったことは残念です。 双方のステークホルダーとの話し合いから、この取引が速やかに完了することがすべての関係者にとって最善の利益であると確信しています」。

続く段落でMSとY!の組合せによる利を説いたあと、結びは「提案の戦略的・財務的意義についてのわれわれの信念は、(拒否という)Yahoo!の回答によっても変わりません。すでに述べたように、Yahoo!の株主にわれわれの提案の価値を理解する機会が与えられるよう、マイクロソフトは必要なあらゆる処置を講じる権利を留保しています」。

「必要なあらゆる処置」に画像のような手段が含まれるか否かは専門家のあいだでも意見が分かれています。リンク先はマイクロソフトのプレスリリース。

Yahoo!、マイクロソフトの買収案を正式に拒否



事前の情報どおり、Yahoo!がマイクロソフトの買収案に対して正式な拒否を発表しました。理由は「安すぎる」。リンク先のプレスリリースにいわく、$31 / 株というマイクロソフトの提案を慎重に審査した結果、取締役会およびゴールドマン&サックスやリーマンブラザーズをはじめとする財務・法務アドバイザー団は一致して「Yahoo!および株主にとっての最大の利益ではない」と結論づけたとのこと。

過小評価の理由として挙げられているのは、国際的なYahoo!のブランドや良好なキャッシュフローetcのほか、現在までにおこなってきた投資や買収が今後実を結ぶ見込みであること。Yahoo!のボードにはさらに高値を引き出す、あるいはGoogleほかとのパートナーシップでマイクロソフトを牽制しつつ独立を守るといった選択肢が考えられるものの、株主が「見込み」を信じてくれるとはかぎりません。MSおよびGoogleはいつものごとくノーコメント。

Yahoo!、マイクロソフトの買収案を(とりあえず)拒絶へ



マイクロソフトが米Yahoo!に446億ドルの買収案を提示していた件について、Yahoo!はとりあえずお断りする方針を固めたようです。リンク先NY Timesやブルームバーグなどによると、MSの提案を一週間かけて審議したY!取締役会の結論は「$31 / 株では安すぎる」。WSJ記事などでは、Yahoo!は1株あたり最低でも$40を求めているという報道もあります。

446億ドル(約4兆7500億円)という提案を拒絶した場合、Yahoo!にとれる選択肢として考えられるのは1. さらに交渉を続けもう少し高く売る(UBS AGのアナリストHeather Bellini氏による予想は$34から$37 /株)。 2. 自力でなんとかできることを株主に示す(Yahoo!はGoogleの台頭もありここ2年で株価が半分程度まで下落中)。 3. MSではなくGoogleとのパートナーシップをさらに強化する、といったところ。

GoogleのシュミットCEOがYahoo!のAndy Yangにコンタクトをとったという情報もありますが、Google + Yahoo!のパートナーシップにもそれはそれで独占禁止法上の問題が指摘されています。Yahooもマイクロソフトも現在は「噂や推測にはコメントしません」。Yahooの対応は現地週明けにも公になると見られています。

マイクロソフト、446億ドルでYahoo!買収を提案



つい先ほど発表されたプレスリリースで、マイクロソフトがYahooに対し446億ドル(約4兆7600億円)で買収を提案していたことが明らかになりました。買収金額は1株あたり$31、昨日の終値と比較して62%のプレミアムとなります。

マイクロソフトCEO スティーブ・バルマー名でYahooの取締役会に送られたメールの文言は:「われわれはYahoo!に深い敬意を払っており、MicrosoftとYahooはともに消費者・パブリッシャー・広告主に対してますますエキサイティングなソリューションを提供することができ、オンラインサービス市場での競争においてより有利な位置に付くことができる」。

直接名前こそ挙がっていないものの、ここでいう競争の相手はもちろんGoogle。「現在、(オンライン広告およびサービスの) 市場は買収を繰り返すことによりますますドミナンスを強化してゆく一社のプレーヤーに支配されつつある。マイクロソフトとヤフーの組合せは、消費者・広告主・パブリッシャーにとって信頼できる選択肢を提供できる。」

全文は「続きを読む」に転載。あるいはリンク先英文プレスリリースにて。マイクロフー! / Microsoft !





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